パパ
私の経験について反省してみる。
間違いはない方が良いが、どうしても発生する。間違いは成長のきっかけだ。通常、間違いは「防ごう」「発生しないようにしよう」と努力するものだ。しかし、その隙を突いて発生することがある。また、間違いが全く発生しなければ、そのシステムや組織は成長しない。発生防止を徹底した上で発生した間違いや障害は、むしろ貴重な学びの機会だ。そのための準備が重要だ。
しかし、間違いは繰り返される。どれだけ注意しても、時間が経つと忘れられたり、担当者が変わったり、環境が変化したりすることで再発する。また、発生が減ると、それに関する情報が陳腐化したり、消えてしまったりする。そして再び同じ過ちが繰り返される。今は問題がなくても、将来的には必ず何かしら発生するものだ。新しいタイプの間違いはほとんど存在せず、「ああ、このパターンか」「よくあるね」と思うことが多い。決して無防備というわけではないが、完全に防ぐことは難しい。
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